岡崎 仁美

介護福祉士

岡崎 仁美
Hitomi Okazaki

ご利用者様に寄り添って、
充実した暮らしのお手伝いをしたい。

特養本館介護職員/勤続19年

福祉への興味を抱いたのはいつから?

離れて暮らす母方の祖父母を、母が頻繁に世話しているのを見ていて、「こういう仕事もいいな」と考えるようになりました。もともと、おじいちゃんおばあちゃんが好きだったことも大きかったと思います。年配の方向けの施設で働きたいと思い、高校卒業後、介護を学べる専門学校に進みました。

すずらんの里を選んだ理由は?

すずらんの里の立ち上げにあたって、社長と知り合いだった専門学校の先生から、就職先として紹介してもらいました。家からも近いですし、働きやすそうな環境だとも感じ、就職を希望。すずらんの里は立ち上げが1998年の12月です。私はその時、まだ専門学生でしたので、翌年の4月に新卒の職員として入社しました。1学年上の先輩がすでに働いていて丁寧に指導してもらえたため、不安はまるで感じませんでしたね。

具体的な業務内容は?

介護全般ですね。いわゆる排泄・食事・入浴などの介助。それとご利用者様とお話をしたり。ご利用者様方はそれぞれ認知や麻痺がありますから、リスクを回避し、リラックスしてもらえる介助を心がけています。声かけは、大きな声で、優しく語りかけ、絶対に笑顔で。こちらの感情は、必ずご利用者様に伝わりますから。すずらんの里のご利用者様方は認知症の方がほとんど。認知があっても、やはり家族がいる家に帰りたいという方が多いんです。でもご家族様の方は、それぞれ事情があって看ることはできません。ですから、私たち職員は家族ではないけれど、家族のように接し、少しでも近しい存在に感じてもらうことを目指しています。

業務で大変に感じる点と、逆に嬉しいと感じる点は?

ご利用者様によっては認知がだいぶ進行している方もいます。また、仕事が重なってくると、どうしてもいっぱいいっぱいになってしまうことがあり、そんな時は大変だと感じてしまいますね。そのため、業務の中で気持ちを前向きに切り替えたり調節することが重要です。正直、体力的にも大変な時はあります。だからこそ、想いが伝わり、ご利用者様に親しく接してもらえる瞬間が嬉しいものなんです。中には名前で「岡崎さん」と呼んでくださるご利用者様もいます。ご利用者様が笑顔になっているのを見ると、やはり「よし、またこれからも頑張るぞ」という気持ちになれるんです。

思い出深いエピソードはありますか?

まだ働き始めて2年目か3年目の頃。ご利用者様の状態が急変しました。初めてのことだったので、私は動揺してしまい、先輩からの指示通りにしか動けませんでした。血圧を測るのも普段のようにスムーズにはできなくて……。その経験は私の中で大きかったです。今は自分が先輩の立場になりましたから、どんな状況になっても後輩に的確な指示を出さなければいけません。必要なことは積極的にいろいろ調べたり、わからないことは看護師さんに質問するようにしています。

ご利用者様にとっての、すずらんの里の魅力は?

緑に囲まれた自然のロケーションがいいですよね。ご利用者様は地元の方が多いので、ご家族様も頻繁に訪れることができます。環境的にご利用者様のストレスにならないことが魅力の一つでしょうね。もともと知り合い同士というご利用者様も多く、新しい方が入居した際には、「あら、○○さん」なんて挨拶している姿もよく見かけます。入居前のコミュニティーの延長線上みたいな部分がありますね。

すずらんの里で自身が成長したと思える点は?

就職する前は、「何となく年配の人と関わりたい」ぐらいの感覚でしたが、今では具体的なものに変わりました。ご利用者様の施設での生活を余生と考えたら、残された時間をできる限り楽しく、そして苦痛が伴わないようにしたい。ご利用者様に寄り添い、一緒に充実した時間を過ごしたいと思っています。毎日毎日が大切。その大切さを片時も忘れずに、ご利用者様の過ごす時間をお手伝いしていきたいです。

未来の仲間にメッセージをお願いします

現在、たくさんの若い職員と共に働いていますが、やはり介護の仕事を本当の意味で好きなタイプじゃないと、この仕事を継続して続けていくのは難しいと思います。だから「介護の仕事が好き」、「年配の方たちが好き」という人と仲間になりたいです。少しでも力になれるよう、私も丁寧に指導しますし、困りごとがあれば相談にも乗ります。安心して、すずらんの里の門を叩いてほしいです。

採用に関することはお気軽にお問い合わせください。

ふれあいが大好き、笑顔のたえない明るい方を、すずらんの里はお待ちしています!